冷えとりは、くつ下から!
くつ下をちゃんとはいてますか?
冷えとりの基本は、なんといっても一番冷えやすい足もとを保温することです。普段は素足やストッキングという方は、まず、くつ下をはいてみてください。
くつ下といっても、流行の足首下までのくつ下はNGです。
内くるぶしから指4本の場所には
「三陰交」という、婦人科疾患によく効くツボがあります。
なので、そこをおおうまでの足首上までのくつ下をはくことがポイントです。
そして、そして、重ねばきが絶対におすすめです。
一番下にシルクの5本指くつ下をはき、次に綿、次に…と
4~5枚ほど重ねてはきます。
空気の層ができるので、足元がぐっと温まります。
めんどうくさいと思われるかもしれませんが、
足元が温かいと全身がとっても温かくて気持ちいいんです。
心臓から出た血液が一番遠い足先までめぐり、また、心臓にきちんと帰ることで、全身の血液循環がよくなります。
骨盤内の血流もよくなるので、月経のトラブルや不妊症も
改善していきます。
私も、はじめて重ねばきをした日に「温かい!」と感動しました。
若いころは顔はいつも赤くてのぼせやすいのに、足は冷たいという
典型的な「冷えのぼせ」の症状でしたが、くつ下の重ねばきによって、
解消されました。
ちなみに私はいつも2枚ばきです。シルクの5本指くつ下の上にふつうの綿のくつ下を重ねています。
いろんな重ねばきくつ下が出ているので、試してみてください。
一番下にはくのはシルクがおすすめです。シルクは汗の吸い取りがよく、じめじめしません。足に汗をかいたままだと、かえって冷えてしまいますから。さらにシルクには毒素を吸収する効果もあるそうです。