小児鍼

「子どもに鍼なんて!」とびっくりされる方もいますが、

小児鍼は刺しません。左の写真のような鍼で、お子様の体の反応点を「なでさする」治療です。痛みは全くなく、鳥の羽でなでられているような優しい刺激が特徴。

小児鍼は江戸時代に大阪で生まれ、その後関西を中心に広まった、日本オリジナルの鍼術です。

 

以下のようなお子様の症状に効果があります。

 

●かんの虫(キーキー声を出す。人をかむ。よくケンカする。よくおこる。モノを投げつける。頭をぶつける。ダダをこねる)

●夜尿症

●夜泣き

●便秘

●食欲不振

●風邪をひきやすい

●アトピー性皮膚炎

●花粉症

●思春期の症状(イライラする、やる気がない、ふさぎこむ…)

●自閉症、АDなどの発達障がい

 

 

 

なぜ小児鍼が効くの?

 イライラしてすぐ怒るお子さんや、夜泣きがひどいお子さんはお腹を軽くたたくと

鈍い音がしたり、首や肩甲骨回り、仙骨部分がかたくなるなどの反応が見られます。

胃腸が弱っていてガスがお腹にたまっていると、苦しくてイライラしやすかったり、ぐっすり眠れなくて、ぐずぐずしてしまいます。

気も上にのぼって、ささいなことで怒りっぽくなります。

大人も体調が悪いと不機嫌になりますよね。

胃腸の状態は心身の健康にすごく大切です。

便秘はもってのほかです。

小児鍼で、お子様の体の反応点を優しくなでさすると、

内臓などを支配している自律神経は反射的に反応し、内臓の動きを活発にします。

胃腸の状態がよく、うんちもしっかり出せていると、

ぐっすり眠ることができます。

良質な睡眠がとれていると体内の臓器もゆっくり休めるので、

体調がよくなります。

体調がよいと子どもの気持ちも安定します。

 

季節の変わり目や環境の変化なども、子どもはストレスを感じて、

身体が緊張します。

小児鍼を定期的に受けて、心身をリラックスさせると

病気にもかかりにくくなります。

病気予防の鍼としても、小児鍼はおすすめです。

 

 

治療回数は?

子どもの体質や症状は急には変わりません。

症状が激しいうちは1日、または2日おきなどなるべく間隔をあけずに治療を受けていただくのがおすすめです。症状が落ち着いてこられたら、週1回、10日に1回、月に1回…と間隔をあけていきます。

 

パパやママがおうちでできる、マッサージ、スキンタッチ、こんにゃく湿布などの養生法なども、お教えいたします。

 

*小児鍼は往診いたします(交通費は実費を頂戴いたします)。

 床に敷くバスタオルのみご用意ください。

 

 

 

子どもを病気にさせない養生法

「子どもを病気にさせない」ためには日々の養生が肝心

2児の母として、子どもはできるだけ薬に頼らずに育てたいと願っています。

下の子は、1歳にならないうちから、健康維持のために小児鍼を行っています。

そのためか、小児鍼や手当法を知らなかった長女の乳幼児期と違って、丈夫です。

男の子はよく熱を出すと言われていましたが、めったに出しません。

 

また、小さな子どもは病気になる前の日々の養生が肝心です。ひとたび、風邪でもひいたら、鼻水や咳が完全に出なくなり、本調子に戻るまでに、1~2週間は症状を引きずります。その間に腸炎などほかの病気をもらってさらに長引くことも多いものです。

 

子どもを病気にさせないためには、生活リズムや食事に気を配り、健康維持の小児鍼を定期的に受けるのがおすすめです。

 

●早寝・早起き(9時までには寝かせる)

●晩ごはんは6時をめざす(胃が消化を終えてから寝ると熟睡できる)

●胃腸に負担が少ない食事(肉・油・砂糖・乳製品は控えめに)

●市販のお菓子やジュースをとりすぎない

●冷たい飲食物は控える(冷蔵庫から出してすぐのものは×。常温以上のものを)

●保育園や幼稚園児は土日どちらかはゆっくり休息させる(大人の都合で出歩かない)

●鼻水が出たら安静にして出かけない(鼻水くらい…と連れ歩くと悪化しやすい)

 

大人の都合があるので、わかっていても難しい場合もありますが、子どもが小さいうちはなるべく、子どもの健康が守れるような、無理のないスケジュールを立ててあげたいですね。

病気になって、看病その他でへとへとになるのは、親ですしね~。